事故概要
静岡県小山町の県道(ふじあざみライン)で富士山の5合目から下る途中の日帰りツアー観光バスが横転。
乗客1人が死亡、3人の重症者を含む計35人が負傷。
静岡県警は26歳の運転手を過失傷害容疑で現行犯逮捕。
翌14日(今日)、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで埼玉県飯能市のバス運行会社「美杉観光バス」の本社と営業所が家宅捜索された。
逮捕された運転手からは出発前呼気検査でアルコールは検出されていなかった。
事故直前に運転手が「ブレーキが利かない」と話すのを添乗員(軽傷)が聞いており、県警は「フェード現象」の可能性も視野に入れて捜査中。
フェード現象
車両走行中に摩擦ブレーキ(フットブレーキ)を連続使用した結果、ブレーキの効き(制動力)が低下する現象。
フェード現象が発生した状態でなおブレーキを掛け続けると、完全に制動力が失われる(ブレーキが全く効かなくなる)「ベーパーロック現象」が起きる。
ブレーキペダルの反応が緩くなったと感じた場合はエンジンブレーキを使用し安全に減速する必要がある。
可能な限り停車してブレーキを冷やすことで制動力を回復させることができる。
画像はコトバンクより。
運転所は同コース(ふじあざみライン)は初運転だったそうです。
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